技術情報 スーパーバーンについて
スーパーバーンとは、弊社が1974年に開発し、翌年商品名を「スーパーバーン」と命名して発売した、小型の高速昇温電気炉です。
1970年代初頭まで、電気炉の築炉方法といえば、発熱体と耐火煉瓦の組み合わせで製作されていました。耐火煉瓦は強度がありますが、1600℃までの昇温時間は最速でも10時間以上が常識で、その上温度降下は簡単に出来ません出した。そこへ当社が新開発されたアルミナを主原料とした断熱ボードと、発熱体との組み合わせの炉「スーパーバーン」を発表。これは昇温時間1600℃まで15分、省エネ・省スペースタイプの炉で、今までの焼成方法を大きく変える画期的な炉になりました。当時はあまりの時間短縮に、ご使用者様に信じていただけず苦心。ただ、理解されてからは「スーパーバーン」の名称は、超高速昇温電気炉の代名詞的存在になりました。また、この短時間での焼成の実現が、今までの研究時間を飛躍的に効率化、セラミック界の時間的概念を破壊し、技術の前進に大いに貢献してまいりました。現在は。販売台数3000台以上。官公庁、各種研究機関をはじめ、焼成の必要とされる企業でご愛用いただいております。
スーパーバーン 初期型 写真は1975年発売

スーパーバーン初代型
型式 SB-2024-33
 ○ スーパーバーンの構造
 スーパーバーンは発熱体に二硅化モリブデン、断熱材に高純度アルミナボードを使用しています。外ケースと断熱材の間には空気層を設け、下部に冷却ファンを設置、空気層の熱を逃がすことにより、より断熱効果を高め同時に外ケースの温度を下げ人的な安全性を高めています。試料を置く炉底にはボード内にティーを使用して、耐荷重強度を上げました。また発熱体はホルダー一体型を使用して、交換を容易にしております。
スーパーバーンの構造
 ○ 温度制御
 スーパーバーンの制御はデジタルプログラム調節計と、サイリスタ出力調整器の組み合わせで、PID連続制御を行っております。プログラムは20ステップ。13パターンを記憶できますので、使用するパターンを記憶させておけばすぐに試料にあったプログラム運転が出来ます。PIDはオートチューニングでオーバーシュートのない最適制御が行えます。シーケンス回路は、出来る限り無接点化を計り信頼性を向上させております。また、タッチパネルを標準採用しており、モニタで収集したデータはCSVファイル形式でUSBメモリへ保存できます。
安全回路として、別計器による温度過昇防止器、過電流警報等を装備、またトランスは複巻トランスを使用して、絶縁性を上げています。
S6/S7シリーズのスーパーバーン

タッチパネルで全ての操作ができます。
スーパーバーン 最新型
 ○ 温度昇温・降下特性
スーパーバーン 温度プロファイル
 S6-2025Dで1時間昇温、2時間キープ、4時間降温のプログラムをかけたときの温度特性です。(無負荷時のデータ)

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