装置概要
本装置は雰囲気焼成炉であり、使用ガスは水素、窒素の混合ガスを使用した還元雰囲気電気炉です。加熱器は金属発熱体とセラミックファイバーを組み合わせて使用。入口、出口にサイドコンベアーを設け、自動挿入、自動取出しが行なえます。

特長
- コンベアー方式の還元炉なので試料の連続焼成が出来ます
- 金属発熱体とセラミックファイバーの加熱器を使用した熱効率の良い設計です
- 入口、出口にサイドコンベアーを使用しているので自動挿入、取出しを行なえます
| 炉体部 | 発熱体+ステンレス製マッフルケース |
| 駆動部 | メッシュベルトコンベアによる連続搬送方式 |
| 電源部 | 温度制御、搬送スピード制御、各種警報装置 |
| ガス導入部 |
| 装置仕様 | |
|---|---|
| 加熱部寸法 | W270×H190×L900mm |
| 装置外寸法 | W800×H1400×L5500mm (サイドコンベアー含む) |
| 温度条件 | 常用温度 1100℃ 最高温度 1150℃ |
| 発熱体 | 金属発熱体+セラミックファイバー |
| 断熱材 | セラミックファイバーボード |
| 搬送方式 | メッシュベルトによる連続搬送 |
| ベルト材質 | メッシュベルト SUS310S |
| 搬送スピード | 100~400mm/min 無段変速機 |
| 雰囲気 | 水素+窒素 (混合ガス) |
| 付帯機器 | 出入り口:窒素カーテン、サイドコンベアー |
| 電気容量 | AC200V 3φ 33KVA |
| 制御方式 | 3回路独立 PID制御 |
| 取付計器 | プログラム調節計、出力調整計、温度記録計、速度計 |
| 安全装置 | 温度過昇防止器、断線警報、過負荷警報、搬送異常警報 |
この電気炉仕様は一例です。ご使用に合わせ設計製作いたします。