メッシュベルト式連続炉

装置概要

本装置はメッシュベルト搬送式の連続式電気炉です。ヒーターはアルミナファイバーを成形したボードの中に埋め込まれており、このヒーターを使用することで、炉自体の断熱効果が向上し、昇温時間を短縮しています。また、熱応答性の向上により省エネルギーにも貢献しています。

メッシュベルト式連続炉
メッシュベルト式連続炉外観

特長

  • 断熱材と一体型のヒーターを使用していますので熱効率が良く省エネです
  • ヒーターを4面に配置していますので温度分布が良い
  • 外装にフルカバー方式を採用し、安全と美観を重視した設計です

基本構成

 炉体部 7 Zone、 金属マッフルケース
 駆動部 メッシュベルトコンベアによる連続搬送方式
 電源部 温度制御、搬送スピード制御、各種警報装置
装置仕様
 炉内寸法  W370×H160×L2740mm(加熱部)+1150mm(冷却部)
 (SUS&インコネルの金属マッフルケース)
 装置外寸法  W1100×H1700×L5780mm
 温度条件  常用温度 750℃  最高温度 1000℃
 発熱体  ボード一体型金属発熱体 7 Zone 4面加熱
 断熱材  セラミックファイバーボード、ブラケット
 搬送方式  メッシュベルトによる連続搬送
 ベルト材質  インコネル
 搬送スピード  30~200 mm/min インバーター制御
 付属機器  炉入口・出口、加熱管前後にガスパージ
 電気容量  3φ 200V  60KVA
 制御方式  PID制御
 取付機器  温度調節器、タッチパネル、過昇温計、流量計、冷却水温度計等
 安全装置  温度過昇防止器、コンベア過負荷、コンベアスリップ、Air圧力低下、冷却水圧力低下、ブロワ過負荷、供給取出搬送異常

この電気炉仕様は一例です。ご使用に合わせ設計製作いたします。

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